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トップ > 暗号資産(仮想通貨)の変わり種?ステイプル通貨とは?


暗号資産(仮想通貨)というと為替相場のように値動きが起こり、その値動きは非常に大きなものというイメージがあります。
しかし、暗号資産(仮想通貨)の中にはそういった相場とは異なる動きをするステイプル通貨というものが存在するのです。
今回このステイプル通貨についてお話ししていきましょう。

■ステイプル通貨とは
ステイプルとはホチキスのような止め具の意味を持つ言葉です。
ステイプル通貨とは、名前の通り他の通貨と相場が連動している暗号資産(仮想通貨)のことを言います。
一般的に米ドルやユーロ、日本円といった法定通貨の為替相場に連動する暗号資産(仮想通貨)なのです。
暗号資産(仮想通貨)といえば一晩で価値が急騰したり、一瞬で価値がゼロになるといったものがほとんどですが、このステイプル通貨は法定通貨と価値が連動しています。
そのため、その価値はとても安定しており急激な値崩れを起こすことがほとんどないため送金や暗号資産(仮想通貨)取引で他の暗号資産(仮想通貨)を購入する場合に用いられる暗号資産(仮想通貨)として存在しているのです。

■代表的なステイプル通貨・テザー
そんなステイプル通貨の代表格がテザー(USDT)です。
これはアメリカドルの為替相場に連動する暗号資産(仮想通貨)で、その価値は1テザーがほぼ1米ドル(若干値動きがあるので厳密に同じ価値ではない)という特徴があります。
そして、ステイプル通貨の中でも草分け的な存在として非常に多くの取引量があり、暗号資産(仮想通貨)の取引量では世界の10位以内に入っています。